戦国無双シリーズの遍歴

私にとって切っても切り離せない戦国無双シリーズ。

最新作が出る度に何だかんだで手に取ってしまう妙な魅力があります。

 

とは言え、途中から入ったニワカでもあるので

非プレイのものもチラホラありますが、プレイ済みのものを

つらつらと書いていきます。

  

戦国無双 無印(PS2

実は戦国無双2にハマってから買ったゲーム。

その為あまり愛着はないです。

 

無双シリーズの爽快感はあまり感じられない上

武将のステータスやレベリングのシステムが異様だった印象。

 

城内戦のステージギミックは面白いんだけど

城攻めはプレイヤー1人だけ。

たった一人に対して恐ろしい猛攻を仕掛けて来るので

面白いというより怖かった。

 

激・戦国無双PSP

戦国無双PSPで出来る!

と意気揚々と購入し、まぁまぁ楽しめた作品。

 

エリア制になっていて

戦場を駆け抜ける爽快感は無いものの

敵を薙ぎ倒す爽快感はポータブルゲーム機で

よく再現出来たなぁと感動しました。

 

しかし、エリア移動の度に一度セレクト画面に

戻る仕様でテンポが悪くなるのが惜しい所。

 

PSP戦国無双が出来るんだから文句言わないの!

と言われれば、確かにそうだねごめんねってなりますが。

 

戦国無双2PS2

こちらが私が初めてプレイした戦国無双シリーズ。

思い出補正も掛かってシリーズで一番好きな作品です。

 

まずキャラクターデザインが◎。

ゲーム全体の色合いや音楽も和を意識していて渋い。

当時学生の私にはとても突き刺さったゲームでした。

 

無双シリーズの爽快感はもちろんのこと

ミニゲームの無限城と双六のどちらも面白い。

 

また、ストーリーもかなり作り込んでいます。

真田幸村の章より”長篠の戦い”で武田勝頼の撤退後

火縄銃が飛び交う織田軍に特攻していく演出は震えました。

 

戦国無双2 Empires(PS2

無双シリーズにシミュレーション要素を足した作品。

政策があったり国取り合戦があったりと

信長の野望+無双のいいとこ取りという印象。

 

雑魚敵のワラワラ感は若干大人しめであるものの

合戦中は自分で武将に指示を出したり

陣形や戦場策を設定・変更が出来たりするので

リアルタイムで戦場を支配する感覚がとても楽しかったです。

 

史実では敵同士のキャラクターもどんどん仲間に

出来る仕様も良いですね。お気に入りのキャラクターで

理想の部隊を組めるので、繰り返し遊べる楽しさがあります。

 

戦国無双2 猛将伝PS2

戦国無双2+αみたいな感じのゲーム。

今で言う所のダウンロードコンテンツに近い感じです。

新武将も複数追加されて、それぞれのキャラクターの

ストーリーを更に濃密に楽しめました。

 

アクション部分の細かい修正も良いです。

今までの作品は低難易度でも敵武将がやたらガードを

駆使してくるのでストレスを感じていましたが

本作ではそれが程よく軽減されています。

 

ただ、あくまで+α程度のゲームなので

若干のボリューム不足は否めませんが。

 

戦国無双3ZPS3

元々はWii版から発売されたものをPS3に移植した作品。

当時Wiiを持っておらず新作がプレイ出来なかったので

移植されると聞いて相当喜びました。

 

しかし、蓋を開いてみると爽快感とは程遠く

ストレスの塊を煮詰めたようなゲームでした。

 

色々原因はありますが1番は味方武将が異常に弱い事。

ちょっと放置するだけですぐに敗走するので

常に味方に気を配る必要があります。

 

徳川四天王と言われた本多忠勝

雑魚敵にガンガン倒されるのは流石に納得いかなかったですね。

 

※この作品に関しては怒りが込み上げてくるので

いつか個別で語りたいと思います。

 

戦国無双4PS4

プラットフォームもPS4に変わり、劇的にグラフィックが進化。

雑魚敵もとんでもない数のワラワラ感で

爽快感がグッと上がりました。

 

ゲームの雰囲気もガラリと変わり

キャラクターデザインがどんどん派手になっていくのは

進化を見られて嬉しい反面、当初の渋さが

無くなって少し寂しくも感じました。

 

また、△ボタン連打の神速アクションはとにかく凄い。

今までは△ボタンはチャージ攻撃以外で使わない事が

多かったのですが、神速アクションの追加によって

攻撃モーションの幅も大きく増えました。

 

戦国無双4-Ⅱ(PS4

タイトル名に制作陣の迷いを感じる作品。

猛将伝シリーズに似て、各キャラクターの

ストーリーを重視したゲーム性です。

 

また、戦国2でやり込んだ無限城が復活。

仕様が若干変わっていて、少し取っ付きにくいのですが

懐かしさも相まって本編よりプレイしました。

 

正直、これといった新要素は感じられませんでしたが

井伊直政が新武将として登場したのはgood。

少しオシャレ志向の赤備でしたが。

 

戦国無双4 Empires(PS4

シリーズ恒例の無双のシミュレーション版。

Empiresシリーズの集大成と言っても良いと思います。

 

PS4というプラットフォームを最大限に使った戦場パートと

豊富な選択肢が与えられる内政パート。

居城ではどの政策をどのキャラクターに任命するか

カスタマイズする楽しみもあるので、国づくりが捗ります。

 

また、武将エディットが地味に良いです。

戦国2 Empiresにもあった機能ですが

登場しない武将をオリジナルで作成する事が出来ます。

以前と比べると細かい所まで作り込む事が出来るので

更に楽しむ幅が増えていると感じました。

 

戦国無双真田丸〜(PS4

NHKで以前放映していた大河ドラマ真田丸」と

タイアップしている本作。真田幸村に焦点を当てて

その生涯を追体験するというコンセプトです。

 

大河ドラマとタイアップしているだけあって

ストーリーは史実に忠実なつくり。

少年期→青年期→壮年期と幸村が徐々に成長する様が

見られるのも素晴らしいポイントです。

 

戦闘パートは圧巻の一言に尽きます。

大坂夏の陣で徳川軍に埋め尽くされる戦場で

孤軍奮闘する真田幸村。徐々に味方が戦死していく中

最期まで戦う姿にほろりと来ました。

 

面倒だったのは素材集めパートくらいですかね。

武器やステータスを強化する為にステージに点在する

素材を集める必要があるのですが、行ったり来たりで

作業感が強かったです。

 

 

以上、私の戦国無双シリーズの遍歴でした。

この他にも無双OROCHI三國無双などもちょいちょい挟んでいますが

戦国無双が一番思い入れのあるシリーズなのでご紹介した次第です。

 

ぶつくさ文句を言っているのもありますが

今後も新作が出たらやっぱり買ってしまうんでしょうね。